RISE weblog

RISE Productionアートディレクターの佐藤です、仕事上で感じた事からプライベートな事まで、こちらのブログに書いていこうと思います。

その後

DSCF0696.jpg

 週に二日、病院に通いリハビリを続けていました。一日はリハビリだけ、もう一日は外来での診察も含めてです。退院してから2ヶ月が過ぎた5月中旬に創外固定の櫓を外すことが出来、ますます身軽に生活することが出来るようになりました。事務所では毎日マウスを動かすだけの仕事でしたが、右肩も、左肘もだんだん可動域が増え、一月もしたら箸を使って一人で食事することも出来るようになりました。入院中は食事も一人では食べられませんでしたから、リハビリの先生に退院後、一人でラーメン屋に食べに行くのが夢です、なんて話したこともなんだか懐かしく思い出します。

  8月の頭には、左肘に沢山入っていた釘を抜くのに一週間ほど再入院。実際には抜釘だけでしたら、日帰りの手術で良かったのですが、創外固定で手首を固定していたため、腱が癒着してしまい手首から指まで動かなくなっていましたので、それを動くよう「腱の引っぺがし」をすると言われました。

 この時は手術した翌日から、リハビリ室に通い、退院した後も先生にお願いして、一日おきにリハビリできるようにお願いしました。外傷で関節に障害が出て、可動域が狭くなる方も沢山いらっしゃいますが、完治までの治療を10割としたら外科的手術は3〜4割で、後は医師の指導によるリハビリで回復の度合いに差が出ると感じました。

DSCF2124.jpg

 友人の医師とはなぜか自分の治療について、あまり話しをしなかった替わりに、肩と手首の先生とはその後も色々とお話を伺ったりしましたが、肩も手首も楽観できるような状態では無かったようです。しかし最終的に傷害保険の、後遺障害認定の診断書をお願いした時に、あれだけの怪我で良くここまで回復できた、というのも話してくださいました。しかし同じ治療を受ければ全ての人が回復できると言うわけではなく、私の後に怪我の状況が同じような方が入院され、治療をされたそうですが、ここまで回復できず、人それぞれだよと言われていました。

 ケガした状況は人それぞれでも、急性期を過ぎればリハビリを開始し、担当医と療法士の先生に指導を受け進めていきますが、色々なリハビリ運動の中で「あっ、これ自分には効果がある」という物も見つかるんです、私左手首も可動性が悪かったですが、第五中手骨骨折(小指)で手を握ることが出来ず、握力があまり出ませんでした。リハビリで丸棒を握り粘土を搗く練習をしたとき、良く指が曲がるようになりました。東急ハンズでリハビリで使った棒と同じくらいの丸棒を買い求め、普段持ち歩けるくらいの長さに切断し、移動の時や仕事中でも左手があいているときに、その棒を握り、自分の太ももを押す訓練をしばらく続けたら、グーの形を取れるようになりました。

 この時に整形外科の基本ってここにあるのかな?と感じました。体の構造を熟知した医師に体を修正してもらい、指導のもと患者主導で体を使い、動かすことで運動機能を回復させる。こんな患者の意識の持ち方からも、同じ治療を受けていながら結果に違いが出るのではないかと。




認知度を上げるためのやるべきあれこれ_07

火に油を注ぐいくつかの方法_4


 Webを含め、手軽に出来る印刷ツールなどをお奨めしてみましたが、時間が掛かっても全て自分でやろうと頑張れば、出来るような物ばかりで、どちらかというと事業を始めたばかり、または地域密着型から脱却し事業を広げようと考え「その第一歩として外部外注スタッフに頼らない手段」と言う切り口で書き込んでみました。

 しかし、実績も歴史もない企業でも、新しくサービスを始める事業・サービスが、社会的に見て有意義で影響力があると言う自信が有れば、新聞や雑誌、テレビやラジオと言ったマスメディアや、インターネット上にあるニュースサイトなどのメディアが、ニュースとして取り上げてくれる可能性もあります。テレビ局のキー局は難しいかもしれませんが、地方に関連が有れば地元のテレビ局に取り上げてもらえる可能性もあります。

 ダメ元でも各メディアに対し、ニュースリリースを作り送ってみる事も考えてみてください。作り方などは下記をご参照ください >> 広報マニュアル・パブリシティと広告広報マニュアル・ニュースリリースの作り方、デザインやコンセプトが斬新で発売後の評価が高く、あっと言う間に品切れ状態に。なんて大手新聞社が取り上げてくれるかもしれません。




一通りやってみて分かる事


 普通の人たちが生活していく上で、Webサイトを立ち上げる事は一つの趣味として以外では、せいぜいポータルサイトで提供するブログを利用する位です。大きな企業でしたらサイトを作るにしても、一流の制作会社に依頼し、全ての要素を含んだ素晴らしいサイトも作れますが、限られた予算の中で考えられる最良なサイトを作るには、不要な要素は外して必要な要素に絞り、予算に合わせるような作り方にならざるを得ないでしょう。

 複数の社内スタッフで制作管理出来るのと、ほとんどを個人で管理するのとでは、リスクに大きな差が出来てしまいます。この事から小規模の事業所でサイトの立ち上げを考える場合、ある程度仕事の流れを理解できている者、または第三者の専門家に簡単に意見を聞く事(このProFileもそうですね)の術を知っている者が、制作に携わった方が、後から後悔を感じないで済むと思います。

 パソコン一台とソフトさえあれば、ホームページだろうが印刷原稿だろうが、深い専門知識が無くても出来る世の中になっています。しかしソフトを使いこなすスキルがあるだけのモノと、戦略的な仕掛けを持って創られたモノとを比べてしまうと、天と地ほどの差が有るのは歴然とわかります。

 自分で一通りやってみると言う事は、自分の限界を知る事でもあります。自分で頭に思い描いたモノと、実際に出来上がったモノが大きく異なる場合、どうぞプロに任せてください。クライアント側にこんなモノにしたいと、頭の中に描ける絵がある場合、とてもスムーズに仕事を進める事が出来、お互いの仕事に満足できると思います。

 筆と墨、白い紙が有ればそこに何かを書きたくなるように、道具から何か作りたくなるインスピレーションをもらう事があります。やってみる事で点と点が結ばれ、戦略に繋がる事もあります、色々と楽しんでやってみてください、きっと世界が広がるはずです。




1/1