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広報実務 Part. 2 制作のプロとして

前回の続きですが、お互いの頭に終点のイメージが見えないものだから、出てくる発想はたたき台としてとりあえずプランが見たい。だ。

目的をヒヤリングすれば、訓練されたクリエーターだったら何をどう訴求ポイントに設定すればいいかがわかるので、たたき台としてのプランは出来るかもしれない。しかし、訓練されたクリエーターなんてものは大抵クリエイティブディレクターとか、アートディレクターとかの肩書がついていて、時間とお金が有る時はじっくりと制作もできるでしょうが、思いつきで制作物を作る時なんて体外両方共無いことが多いいから、┐(´∀`)┌ヤレヤレ、どうすんだよコレ!になるわけです。

こうなると製作依頼した方は、思ったものが出来てこなかった。手を動かして制作した側は、忙しく働いた上になんでこんなにギャラが安いんだ。と、両サイドに不満が残りますが、間に入ってマネージメントした側は、評価が伝わらなければ、次もまた同じことを繰り返し、現場を混乱させておしまい。が、本人が自覚するまで続くのです。


それでは、この先彼らはどうしたら良いのでしょうか?。
気にしなけりゃ、そのまま5年後くらいには、及第点といえるような仕事ができるようになるかもしれませんけど、すでにきちんと出来ている会社(ライバルだったりして)は、どんどん先に進んでしまい、できるようになった頃にはすでに勝敗が決まっているかもしれませんよ?。

もう、勉強するしか無いんですけどね、身も蓋もないと言ったらそれまでですけど、基本的な所で、●誰に対して。●何を。●どんなふうに伝えるか?。この3つをいつも頭に入れて考えながら仕事をすることですね。一番手っ取り早いのはスキルを持った人に、スタッフの教育目的を伝えた上、継続的に仕事を依頼するか、社のスタッフとして教育を目的に活動してもらうのが、その組織のトーン&マナーに沿った形に対応できるのでいいでしょうね。

DTPができるまでは、印刷物って企画して、コピー原稿作って、写真やイラスト作って、版下作って印刷入稿して、って専門職に依頼して作る、そりゃーめんどくさいものでしたけど、ソフトを使えるスキルさえあれば、明日からだれでもグラフィックデザイナーですから、料理人というプロが作る料理より、コンビニの棚に並んだ弁当でいいやと選んだ結果なんでしょうけどね。

マーケティングとか媒体とかデザインの質などは、OJTで仕事を進めていくうちに自然に身につきますよ。自分のスキルを上げていかないとただの御用聞き「コンビニ行ってお弁と買ってきて」だけのパシリでおしまい。

忙しくて仕事の波に飲まれていても、少し立ち止まって「これでいいのだろうか?」と自分の仕事を見つめて、検証してみるのも必要だね。

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