RISE weblog

RISE Productionアートディレクターの佐藤です、仕事上で感じた事からプライベートな事まで、こちらのブログに書いていこうと思います。

制作会社を選ぶ際のポイント

 Webのサイト制作に関しても、グラフィックにしても、初めて必要ツールの制作を依頼しようと考えると、沢山の情報を収集し、制作会社の選定をされるのでしょうが、制作会社のホームページだけを見て仕事を依頼するより、信用のおける友人など、人の紹介から制作会社を紹介され、改めてサイトで確認され選ばれている方が多いのではないか?、廻りの方の話を聞くとその様に感じます。

 まぁ、商品を購入する際の、比較購買と同じですね、沢山の分母を集めておき、必要な機能を持つ製品を選択する。その必要とする機能の中でもそれが金額だったら比較的楽ですが、クリエイティブな面だと、どれだけの力量があるのか、依頼する側の見極める目も必要になってきます。

 ぜひ今までの作られた実績、作品をご覧になることをお勧めします。守秘義務を盾に見せていただけない事務所は、お断りした方が良さそうです。広告を例にしますと、元々宣伝美術としての地位を確立していましたので、古くは日宣美やADC・TCC・JAGDA・朝日新聞広告賞・毎日新聞広告賞など、社会的に認められた賞が沢山あり、企業も制作側もどれだけ優れた物を表現できるか、競いながら成長してきた経緯があるからです。

 制作する者の作品とは、履歴書と同じです。特に数年前までは3Dのモデリングや、CG・画像処理などは出来ないのが当たり前でしたから、写真もイラストも一発勝負です。この文字の色は、ベースの色は、写真との組み合わせは、など印刷の仕上がりを頭の中でシミュレーションしながら、モノクロで版下を作っていたんです。

 ・・・そう言えば注意すべき点が一つ、この作品作りました。と言われてもディレクターから指示され、コーディングだけだったりとか、DTPのオペレーションの作業を、中にはこれ作りましたと風呂敷を広げる方もいらっしゃいますので、その作品のどの部分携われたのかは確認しておきましょう。

 また、良く先輩から言われたことですが、ブランド力のとても強い会社、例えば SONYなどはとても強いブランド力を持っており、そのロゴマークのイメージはとても強大です。例えば小学生の描いた絵にロゴマークを付けただけで、何となくSONYの広告に見えたりします。一度新聞などに掲載された本当の広告を見ながら、ロゴマークを手で隠してみてください。画面を構成する写真とコピーで、ブランドを表現できていますでしょうか。

 もし表現できている広告でしたら、それはとても良い広告です。




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