RISE weblog

RISE Productionアートディレクターの佐藤です、仕事上で感じた事からプライベートな事まで、こちらのブログに書いていこうと思います。

その後

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 週に二日、病院に通いリハビリを続けていました。一日はリハビリだけ、もう一日は外来での診察も含めてです。退院してから2ヶ月が過ぎた5月中旬に創外固定の櫓を外すことが出来、ますます身軽に生活することが出来るようになりました。事務所では毎日マウスを動かすだけの仕事でしたが、右肩も、左肘もだんだん可動域が増え、一月もしたら箸を使って一人で食事することも出来るようになりました。入院中は食事も一人では食べられませんでしたから、リハビリの先生に退院後、一人でラーメン屋に食べに行くのが夢です、なんて話したこともなんだか懐かしく思い出します。

  8月の頭には、左肘に沢山入っていた釘を抜くのに一週間ほど再入院。実際には抜釘だけでしたら、日帰りの手術で良かったのですが、創外固定で手首を固定していたため、腱が癒着してしまい手首から指まで動かなくなっていましたので、それを動くよう「腱の引っぺがし」をすると言われました。

 この時は手術した翌日から、リハビリ室に通い、退院した後も先生にお願いして、一日おきにリハビリできるようにお願いしました。外傷で関節に障害が出て、可動域が狭くなる方も沢山いらっしゃいますが、完治までの治療を10割としたら外科的手術は3〜4割で、後は医師の指導によるリハビリで回復の度合いに差が出ると感じました。

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 友人の医師とはなぜか自分の治療について、あまり話しをしなかった替わりに、肩と手首の先生とはその後も色々とお話を伺ったりしましたが、肩も手首も楽観できるような状態では無かったようです。しかし最終的に傷害保険の、後遺障害認定の診断書をお願いした時に、あれだけの怪我で良くここまで回復できた、というのも話してくださいました。しかし同じ治療を受ければ全ての人が回復できると言うわけではなく、私の後に怪我の状況が同じような方が入院され、治療をされたそうですが、ここまで回復できず、人それぞれだよと言われていました。

 ケガした状況は人それぞれでも、急性期を過ぎればリハビリを開始し、担当医と療法士の先生に指導を受け進めていきますが、色々なリハビリ運動の中で「あっ、これ自分には効果がある」という物も見つかるんです、私左手首も可動性が悪かったですが、第五中手骨骨折(小指)で手を握ることが出来ず、握力があまり出ませんでした。リハビリで丸棒を握り粘土を搗く練習をしたとき、良く指が曲がるようになりました。東急ハンズでリハビリで使った棒と同じくらいの丸棒を買い求め、普段持ち歩けるくらいの長さに切断し、移動の時や仕事中でも左手があいているときに、その棒を握り、自分の太ももを押す訓練をしばらく続けたら、グーの形を取れるようになりました。

 この時に整形外科の基本ってここにあるのかな?と感じました。体の構造を熟知した医師に体を修正してもらい、指導のもと患者主導で体を使い、動かすことで運動機能を回復させる。こんな患者の意識の持ち方からも、同じ治療を受けていながら結果に違いが出るのではないかと。




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