RISE weblog

RISE Productionアートディレクターの佐藤です、仕事上で感じた事からプライベートな事まで、こちらのブログに書いていこうと思います。

認知度を上げるためのやるべきあれこれ_07

火に油を注ぐいくつかの方法_4


 Webを含め、手軽に出来る印刷ツールなどをお奨めしてみましたが、時間が掛かっても全て自分でやろうと頑張れば、出来るような物ばかりで、どちらかというと事業を始めたばかり、または地域密着型から脱却し事業を広げようと考え「その第一歩として外部外注スタッフに頼らない手段」と言う切り口で書き込んでみました。

 しかし、実績も歴史もない企業でも、新しくサービスを始める事業・サービスが、社会的に見て有意義で影響力があると言う自信が有れば、新聞や雑誌、テレビやラジオと言ったマスメディアや、インターネット上にあるニュースサイトなどのメディアが、ニュースとして取り上げてくれる可能性もあります。テレビ局のキー局は難しいかもしれませんが、地方に関連が有れば地元のテレビ局に取り上げてもらえる可能性もあります。

 ダメ元でも各メディアに対し、ニュースリリースを作り送ってみる事も考えてみてください。作り方などは下記をご参照ください >> 広報マニュアル・パブリシティと広告広報マニュアル・ニュースリリースの作り方、デザインやコンセプトが斬新で発売後の評価が高く、あっと言う間に品切れ状態に。なんて大手新聞社が取り上げてくれるかもしれません。




一通りやってみて分かる事


 普通の人たちが生活していく上で、Webサイトを立ち上げる事は一つの趣味として以外では、せいぜいポータルサイトで提供するブログを利用する位です。大きな企業でしたらサイトを作るにしても、一流の制作会社に依頼し、全ての要素を含んだ素晴らしいサイトも作れますが、限られた予算の中で考えられる最良なサイトを作るには、不要な要素は外して必要な要素に絞り、予算に合わせるような作り方にならざるを得ないでしょう。

 複数の社内スタッフで制作管理出来るのと、ほとんどを個人で管理するのとでは、リスクに大きな差が出来てしまいます。この事から小規模の事業所でサイトの立ち上げを考える場合、ある程度仕事の流れを理解できている者、または第三者の専門家に簡単に意見を聞く事(このProFileもそうですね)の術を知っている者が、制作に携わった方が、後から後悔を感じないで済むと思います。

 パソコン一台とソフトさえあれば、ホームページだろうが印刷原稿だろうが、深い専門知識が無くても出来る世の中になっています。しかしソフトを使いこなすスキルがあるだけのモノと、戦略的な仕掛けを持って創られたモノとを比べてしまうと、天と地ほどの差が有るのは歴然とわかります。

 自分で一通りやってみると言う事は、自分の限界を知る事でもあります。自分で頭に思い描いたモノと、実際に出来上がったモノが大きく異なる場合、どうぞプロに任せてください。クライアント側にこんなモノにしたいと、頭の中に描ける絵がある場合、とてもスムーズに仕事を進める事が出来、お互いの仕事に満足できると思います。

 筆と墨、白い紙が有ればそこに何かを書きたくなるように、道具から何か作りたくなるインスピレーションをもらう事があります。やってみる事で点と点が結ばれ、戦略に繋がる事もあります、色々と楽しんでやってみてください、きっと世界が広がるはずです。




気になった記事「タモリの弔辞・勧進帳だった」

 昨日の元フジテレビプロデューサー、横澤彪のブログにタモリに聞いた 「赤塚弔辞」白紙のワケと言うのが載っていた、Web上で話題になっていた、故赤塚不二夫の葬儀で読んだ弔辞が、白紙の台本で 8分間、途切れることなく読み上げられた件である。言葉で相手に何をどう伝えるか、言葉を扱うプロが、原稿があっても正直あそこまでキチンと伝える事が出来るのかと思ったのだが、真相は亡くなった赤塚不二夫に対するギャグであったとは。

 もう最高である。

 仕事の世界でも、神業的なプロの仕事よりも、データー重視、効率重視、がまかり通っているが、天才的なプロのパフォーマンスは、見る人に感動すら与える、本当に脱帽です。
タモリもそう、彼を見つけ育てた故赤塚不二夫も最高のクリエイターです。(合掌)



 

気になった本「ハイエク」

ハイエク新書

 8月19日に出版された本です。アルファブロガーとしても有名な、上武大学大学院経営管理研究科教授・池田信夫先生の書き下ろした経済学者ハイエク(1899〜1992)の本です。経営学ではドラッカーの本が、変化する社会を冷静に分析してあり、とても勉強になった経験がありますが、その昔ドラッカーを読んだときと同じように「イイ物を読んで勉強になりました」と、久しぶりのヒットに感謝です。

 内容は読んでいただく事をお勧めしますが、さわりだけ書くと「合理性を追求し計画的に運営する経済は上手く行かない」「自律分散の思想」など。

 特にハイエクが亡くなった頃には実現していなかったマルチメディアを、インターネットというネットワークで新しい秩序を実現した今、自律分散の思想はインターネットを利用する全ての人に読んでいただき、インターネットの無かった昔は良かったと嘆くより、上手に使って成功できるよう努力すべき物なのでしょう。




企業はWeb上で動画を積極的に活用しよう

 当然プロモーションです。全ての業種とは言いませんが、趣味の領域にまで行っている商品は、素人さんが好きで撮影・編集し、YouTubeなどにアップされ、世界中の好き者達が閲覧し、自分がユーザーになる疑似体験をしています。

 趣味の奥は深いのです、思いつくまま論ってみると、バイク・クルマ・鉄道・プラモ・ゲーム・アニメ・肉体改造・スポーツ・読書・カメラ・ビデオ・皐月・盆栽・犬・ネコ・釣り・熱帯魚・カメ・・・等々、カメは趣味じゃないか?

 アニメでは角川がすでにもう始めていますが、MADと言う既存のアニメ映像と音楽を合わせ、独自のプロモーション映像のようなムービーを、作り公表するのが昔からアニメファンの間で行われていましたが、パソコンやソフトのの普及、YouTubeなどの映像投稿サイトの出現で、そう言ったファンがふえ、著作権法違反と押さえつけ規制するよりも、良い作品には著作権者から公認され、アニメファンに楽しんでもらい、顧客でもあるマーケットを活発にする事で、企業の繁栄に繋げるのが目的でしょう。

 鉄道などでは「世界の車窓から」なんて長寿番組もありますが、キレイな景色だけがムービーとして、もて囃される訳じゃありませんよね。私なんか通勤電車でも、先頭車両に乗り合わせた時には、運転席からの風景をただじっと眺めているのがとても好きです。

 人間が潜在的に楽しいと感じる物を、企業はもっと企業価値を上げるために使ってもイイと思うんですけどね。ロジェ・カイヨワ(1913〜1978年)フランスの文芸批評家、社会学者、哲学者ですが、人間は本能でなぜ遊びが楽しいかを、アゴン(競争)、アレア(偶然)、ミミクリ(模倣)、イリンクス(めまい)の4種類に分類できると言っています。

 そんな人の本能的な楽しさを作って公表し、ステークホルダーに喜んでもらいマーケットを広げ、企業イメージ向上のために脳みそ絞りましょう。ただし作ったからと言って、すぐに企業価値が上がると思ってはいけませんよ、盆栽と一緒で長い時間が掛かりますよ。

 コモディティー化が進んで、作って公表する費用なんて、タダみたいな物でしょうから。




モノを買わない若者の理由は・・・、やっぱり。

 以前のコラムに若者の消費動向が変わってきていると「夢を見られなくなったのか」をアップしておりましたが、昨日その若者のマーケティング層の呼び名である「M1」「F1」層の名を取った、M1・F1総研から、「若者がモノを買わない要因の考察と消費を促す方法論」といった分析レポートが発表されました。

 引用しますと

 若者がモノを買わない要因として「将来に対する不安」、「低い上昇志向」、「固定化された人間関係」、「漠然とした結婚意識」、「インターネットへの依存」の5つを挙げています。これらの要因が「貯蓄志向」、「いいモノへの欲求」、「他人に触発されてモノを買う経験」、「今やりたいことをやる意識」などに影響を与え、結果、消費の低下につながっていることが明らかになりました。


分析レポートはpdfで公表されています。興味のある方はM1・F1総研のホームページからダウンロードしてください。そんなものを買わなくなった若者達が、購入意欲を上げるための提言も書かれています。

私たちが若い頃も、そんな堅実な若者もいたので、現在の全ての若者達が、同じ対象ではないのでしょうが、そのマーケット者層の一つの流れになってきていると思います。




最高の求人広告

 1900年、ロンドンの新聞に小さな募集広告が載った。

「求む男子。至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証無し。成功の暁には名誉と賞賛を得る。-アーネスト・シャクルトン-」

MEN WANTED for Hazardous Journey. Small wages, bitter cold, long months of complete darkness, constant danger, safe return doubtful. Honor and recognition in case of success - Ernest Shackleton.

 ご存知の方も多いと思うが、世の中に広告と言うモノが出来て、今までの中で最高と言われる求人広告である。写真やイラストもなく、コピーといってもカンマでブツブツと区切っただけ、仕事の内容も誰もが避けて通りたい、最低な条件が羅列してある。しかし記録によると、この小さな求人広告の反響は大きく、新聞社には一日中問い合わせが続いたという。

 1900年、日本では明治33年。英国との間に「日英同盟」が結ばれる2年前の、世界中が覇権を競いナショナリズムが高揚した時期だったからだろうか。イギリスで暮らしていてもどっちみち「僅かな報酬」に変わりなければ、名誉と賞賛のインセンティブがあった方がまだマシ、と考えたからだろうか。そんな時代背景があった事を考慮に入れ、見直してもいまだに心臓を鷲掴みされるような名コピーです。

 現在のこの時代にこんな求人広告出したら、給料はいくらで社会保険と有給はよ?、と激しく突っ込みが入りそうですが、個人的には待遇だけで仕事に就く人よりも、自分の目的を遂げるために仕事に就く人の方が、長く付き合っていけそうです。




広告業界の流れが、少しずつ変化しています。

 8月という月の月末、しかも28日と同じ日に2つのニュースが流れました。一つは日本経済を牽引する大企業トヨタの、販売計画台数の下方修正。もう一つは広告代理店の電通が、業績不振で役員報酬を返上。これに呼応するかのように30日には「トヨタ、マスメディア広告費3割カット」のニュースが流れました。

 トヨタ自動車は28日、都内で開いた経営説明会で、2009年の世界販売計画(ダイハツ工業と日野自動車を含む)を従来の1040万台から970万台程度へ下方修正したと発表した。主力市場である北米の低迷が主因。世界の自動車メーカーでも初の年間販売1000万台到達は10年以降に先送りとなった。
 渡辺捷昭社長は「米国市場の落ち込みや原材料価格高騰など、経営を取り巻く環境は一層厳しくなっている」との見方を示した。
(2008/08/28-18:22)

 電通は28日、広告受注の減少に伴う業績不振の責任を明確にするため、役員の月例報酬(月給)を5−10%返上すると発表した。返上額は高嶋達佳社長、俣木盾夫会長が報酬の10%、残り12人の役員が5%。期間は「当分の間」(広報)としている。
(2008/08/28-18:20)

 トヨタ自動車が原材料価格高騰や北米市場低迷で収益が圧迫されていることを受け、2009年3月期(今期)に新聞やテレビなどのマスメディア向け広告・宣伝費を、前期比3割弱削減することが29日、明らかになった。同社は今期の連結営業利益を29.5%の大幅減益と予想しており、経費削減を一層推し進める。
 広告・宣伝費については最大手のトヨタのほか、日産自動車など大手各社も絞り込みを始めている。マスメディア業界の収益にも影響しそうだ。
(2008/08/30-02:54)

引用はいずれも:時事通信社


 販売不振の株主へのパフォーマンスという見方もあるのでしょう、マスメディア4媒体の媒体料も昨年と比べ何割か安くなっている事と、大広告主という立場から、媒体料を広告主が決める事まで考えているのかもしれません。穿った見方をすれば、いくらでもニュースの真相を妄想できちゃいますが、額面通りに受け取ると、マスメディアを使った広告と、Webとのメディアミックスを、今まで以上により拡大してくる可能性も見えてきます。

 Webはマスメディアと比べ、成熟したメディアではありませんので、色々な可能性を見いだすために、尖った性格のアンテナサイトが林立する可能性があります。楽しみですねぇー、どんな仕掛けで我々を楽しませてくれるのでしょうか。それを考えるのもおまえの仕事だろ?と言われてしまえば、身も蓋もありませんが。

 これからは企業と社会とのコミュニケーションは、よりマクロ的な視点でメディアリテラシーを考え、利用していかなければなりませんね。




同じお金を掛けるなら・・・。

折り方

 自社の行う事業を紹介するために、良く利用されている、A4サイズの紙に印刷されたリーフレットやフライヤーですが、苦労して作られた方に対して申し訳ないのですが、ほとんどの物が紙のリサイクルBOXに直行です。なぜか?あれもこれも目立つようにと考えている結果なのでしょうが、見た目が整理されていない。パワーポイントなどドキュメント上で目立つように?と、派手な色の立体文字や、グラデーションをそのまま持ってきて、何が言いたいのか見る気がしない。などなど。

 A4ペラ1枚で、説明しようとするストーリーを表現するのに、一つの紙面に入れ込むのでそう見えるのです。例えばページ立てのカタログだったら、起承転結とストーリーを組めるけど、費用が掛かりすぎて・・・。それは当然ですが、一枚の紙を単純にまん中で折ってみてください。これで二つ折り(4ページ)の印刷物です。

 上の画像にあるように、一枚の紙を均等に3つに分け折っていくと、Z折りと巻き折りと2種類の三つ折り(6ページ)の印刷物が出来ます。都合が良い事にA4という紙のサイズの長手は29.7cm、その三つ折りですから完成した物は大体10cm×21cm(短手)のサイズになり、郵便用封筒の定型サイズに収まります。良く請求書などの発送でも使われると思いますので、ご存知かもしれません。

 折ってある紙を開くと言う事は、それだけでストーリーが出来やすくなります。ただ機械を使って折るだけですから、印刷屋でも加工費はしれた物で、費用も 1割増えるかな?なものです。数万円を掛け内容も伝わらないツールを作るのなら、印刷の上がった紙に“折る”という工程が増え、多少値段は高くなりますが、見る人に理解されやすいツールを作った方が、効果の高いツールといえますよ。




制作会社を選ぶ際のポイント

 Webのサイト制作に関しても、グラフィックにしても、初めて必要ツールの制作を依頼しようと考えると、沢山の情報を収集し、制作会社の選定をされるのでしょうが、制作会社のホームページだけを見て仕事を依頼するより、信用のおける友人など、人の紹介から制作会社を紹介され、改めてサイトで確認され選ばれている方が多いのではないか?、廻りの方の話を聞くとその様に感じます。

 まぁ、商品を購入する際の、比較購買と同じですね、沢山の分母を集めておき、必要な機能を持つ製品を選択する。その必要とする機能の中でもそれが金額だったら比較的楽ですが、クリエイティブな面だと、どれだけの力量があるのか、依頼する側の見極める目も必要になってきます。

 ぜひ今までの作られた実績、作品をご覧になることをお勧めします。守秘義務を盾に見せていただけない事務所は、お断りした方が良さそうです。広告を例にしますと、元々宣伝美術としての地位を確立していましたので、古くは日宣美やADC・TCC・JAGDA・朝日新聞広告賞・毎日新聞広告賞など、社会的に認められた賞が沢山あり、企業も制作側もどれだけ優れた物を表現できるか、競いながら成長してきた経緯があるからです。

 制作する者の作品とは、履歴書と同じです。特に数年前までは3Dのモデリングや、CG・画像処理などは出来ないのが当たり前でしたから、写真もイラストも一発勝負です。この文字の色は、ベースの色は、写真との組み合わせは、など印刷の仕上がりを頭の中でシミュレーションしながら、モノクロで版下を作っていたんです。

 ・・・そう言えば注意すべき点が一つ、この作品作りました。と言われてもディレクターから指示され、コーディングだけだったりとか、DTPのオペレーションの作業を、中にはこれ作りましたと風呂敷を広げる方もいらっしゃいますので、その作品のどの部分携われたのかは確認しておきましょう。

 また、良く先輩から言われたことですが、ブランド力のとても強い会社、例えば SONYなどはとても強いブランド力を持っており、そのロゴマークのイメージはとても強大です。例えば小学生の描いた絵にロゴマークを付けただけで、何となくSONYの広告に見えたりします。一度新聞などに掲載された本当の広告を見ながら、ロゴマークを手で隠してみてください。画面を構成する写真とコピーで、ブランドを表現できていますでしょうか。

 もし表現できている広告でしたら、それはとても良い広告です。




企業が目指すべき、これからの表現方法。

 パソコンで印刷データーを作れるようになった頃から、グラフィックデザインの制作に関して、求められる物に変化が出てきたと思います。その時期はPCの普及、Web・インターネットの普及してきた時期とも符合します。そうインターネット上の広告は、雑誌や新聞に掲載される広告とは違い、アクセスされた回数や、クリックされた回数などから、広告の効果が数字で表せます。

 それに比べ従来のマスメディアを使った広告展開は、人を集めた調査などを行わない限り、広告に対しての効果を調べることが出来ませんでした。このことからクライアントや広告代理店の人間も、昔のように「何となく効果が期待できそうな広告」から「マーケティング的要素から導き出された広告表現」と、制作側に一部アーティスティックな特殊能力が求められた時代から、学校で教わる社会学・経済学・経営学といった「数字で見える広告表現」に変わっていったように感じられます。

 この事は現在も行われている各種広告賞や、受賞したクリエーターの評価のされ方が、変化していることからも伺われます。以前の広告には文化の香のする物もありました、それが最近の広告からはあまり香ってこなくなったように感じられるからです。ECOもカーボンオフセットという、お金に置き換えられるようになっていますしね。

 企業広報でも非常に重要なCS(顧客満足度)ですが、提供する商品毎の満足度はもちろんのこと、企業が社会に与える文化的な貢献に対しても評価されます。そう「何となく良い感じの会社」のように、数字で測れないファジーで曖昧な感覚を社会に与えるためには、数字で見える広告表現のベースにも、アートや芸術性と言うような、文化的な表現も必要になってくると思います。

 ・・・数字とエモーショナルな部分のどちらがベースでも変わりないと思いいますが、要は両者が融合した質の高い表現が求められていると解釈してください。クリエーターの中でも佐藤可士和さんなど、マーケティングとアートがうまく融合している作品を表現されていますね。

 インターネットの普及で、沢山の情報が垂れ流され、トレンドとしての方向性も数字として出しやすいと思いますが、その情報はその他沢山の企業も共有している物です。そんな中で埋もれないように差別化を考えていくためには、文化的な表現が見直される時が来ると思います。そんな資産を沢山持っている「サントリー」と「資生堂」からは目が離せません。




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