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企業が目指すべき、これからの表現方法。

 パソコンで印刷データーを作れるようになった頃から、グラフィックデザインの制作に関して、求められる物に変化が出てきたと思います。その時期はPCの普及、Web・インターネットの普及してきた時期とも符合します。そうインターネット上の広告は、雑誌や新聞に掲載される広告とは違い、アクセスされた回数や、クリックされた回数などから、広告の効果が数字で表せます。

 それに比べ従来のマスメディアを使った広告展開は、人を集めた調査などを行わない限り、広告に対しての効果を調べることが出来ませんでした。このことからクライアントや広告代理店の人間も、昔のように「何となく効果が期待できそうな広告」から「マーケティング的要素から導き出された広告表現」と、制作側に一部アーティスティックな特殊能力が求められた時代から、学校で教わる社会学・経済学・経営学といった「数字で見える広告表現」に変わっていったように感じられます。

 この事は現在も行われている各種広告賞や、受賞したクリエーターの評価のされ方が、変化していることからも伺われます。以前の広告には文化の香のする物もありました、それが最近の広告からはあまり香ってこなくなったように感じられるからです。ECOもカーボンオフセットという、お金に置き換えられるようになっていますしね。

 企業広報でも非常に重要なCS(顧客満足度)ですが、提供する商品毎の満足度はもちろんのこと、企業が社会に与える文化的な貢献に対しても評価されます。そう「何となく良い感じの会社」のように、数字で測れないファジーで曖昧な感覚を社会に与えるためには、数字で見える広告表現のベースにも、アートや芸術性と言うような、文化的な表現も必要になってくると思います。

 ・・・数字とエモーショナルな部分のどちらがベースでも変わりないと思いいますが、要は両者が融合した質の高い表現が求められていると解釈してください。クリエーターの中でも佐藤可士和さんなど、マーケティングとアートがうまく融合している作品を表現されていますね。

 インターネットの普及で、沢山の情報が垂れ流され、トレンドとしての方向性も数字として出しやすいと思いますが、その情報はその他沢山の企業も共有している物です。そんな中で埋もれないように差別化を考えていくためには、文化的な表現が見直される時が来ると思います。そんな資産を沢山持っている「サントリー」と「資生堂」からは目が離せません。




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