RISE weblog

RISE Productionアートディレクターの佐藤です、仕事上で感じた事からプライベートな事まで、こちらのブログに書いていこうと思います。

うまい、安い、早い。の裏に潜む物

インターネットという通信のインフラが整い、誰もがサイトを立ち上げる事で自己アピールし、現実の社会と同じようにさまざまな取引も出来るようになりました。

そしてメリットとして、代理店という中間業者が要らなくなった事で、コスト的にも納期的にも発注するインセンティブが大きくなり、仕事をダイレクトに発注するメリットは、企業側からしたら計り知れません。

新しいインフラを利用したコスト削減とスピードアップは、作業効率を大きく上げる合理的な手法ですから、今さら昔ながらの手法に帰ることは考えにくいでしょう。

では、間に入っていた代理店は、何もしないでただ中間手数料を頂いていただけなのでしょうか。

中にはそんな代理店もあるのかもしれませんが、平たく言ってしまえば、マーケティングやマネージメントと言った企業側の言葉から、クリエイティブや顧客の嗜好がどこに向いているかの、作り手側の言語に翻訳し、制作者との調整に当たっていました。

ダイレクトに企業と制作者を繋ぐと、コストやスピードに関しては満足いくかも知れませんが、内容に関し「こんなはずじゃなかった」と感じることも多いのではないでしょうか。

これは、新しい仕事の流れになったのだから、新しい仕組みの中で仕事をしなければならないのに、従来通りの仕事の仕方で進めた事による、お互いのコミュニケーション不足から来る物です。

この失敗を避けるために一番重要なのは、発注する側が制作側のリテラシーを理解するか、時間とお金をかけ、納得するまでコミュニケーションを高めるかのどちらかです。

そんな事をしなくても2〜3度失敗すれば覚えるとも言えますが、わざわざドブに捨てるような、いわゆる“死に金”と言われるようなお金の使い方はお勧め出来ません。

大きな本屋に行けば、メディア別に教えてくれるエデュケーションブックも沢山ありますが、リテラシーを得るまでに多くの時間とお金が掛かるのも事実です。

そんな時に重宝するのが、この分野で活動しているビジネスコーチやコンサルタントです。

私なんかもこの様なコーチングは業務内容の一部ですので、声をかけていただければ伺いますし、べらぼうに高い金額を請求する訳じゃありません。

コンビニのバイト並みとまでは行きませんが、そんなに高額ではないと思いますよ。




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