クリエイティブのもう一つの意味。
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- by virbius
- 2009/03/30 Mon 14:38
パンフレットや広告を作る。
企業と制作するデザイン事務所との出会いは、今までは広告代理店や紹介などから、最近ではB to Bでのパートナーを見つけるための、マッチングサイトなどもいくつか出てきました。
このProFileも同じようにB to Bのパートナーを見つけることが出来るサイトの一つですが、もう少し具体的にサイト上で入札するようなサイトも見受けられます。
しかし選定の内容を見てみると、質でパートナーを選ぶのではなく、金額と納期で選んでいるのが現状のように感じられます。
必要なツールを必要な時に必要なだけ作る、非常に当たり前のことですが、コミュニケーションツールを作ると言うことには、その目的以外にももう一つ大きな意味があります。
扱う商品やサービスをきちんと伝えるために、物事をロジカルに捉え整理して作りますが、これを何度か繰り返す内に、見ていただいた方からの反響や効果などのフィードバックから、一つの商品やサービスだけではなく、企業としてのブランドというか、社会での中の立ち位置を計ることが出来ます。
大企業の場合、企業戦略としてシステマティックに構築する項目ですから、専門部署で仕事を仕切り、ブランドイメージやノウハウを蓄積していけるのですが、中小企業などではいろいろな仕事を兼任したり、限られたスタッフに集中するなど、ノウハウを管理するのも難しいのが現状ではないでしょうか。
このことから、特に中小企業で未来を見越した企業目標を持つためには、その場限りの仕事で考えるのではなく、企業ブランドを一緒に作り上げられるパートナーと二人三脚で進めるべきと考えます。
物やサービスを売るためには競合他社との差別化を、自社の特徴と優位点をキチンと発言していかなければいけません、企業としてPR能力がさらに求められています。
何をどう公表していくのか、どう表現してゆくのかは、基本となる自社の立ち位置(ポジション)が分からなければ、毎回試行錯誤を繰り返し、効率的・合理的に表現出来ません。
人間同士でも企業同士でも、真剣に付き合うことでお互いを高め合うことが出来ると思います。
一時的な目的でその場限りの付き合いよりも、決められた期間内でどのような目的を内包した制作物を作っていけるか、信頼出来る事務所と組んで作り上げた方が、結局安く早くできるのではないかと考えます。
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