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進んで便所掃除出来る人

私ごとではありますが、家族構成は女房一人に子ども三人です。
かみさんは地域の基幹病院の副院長をしており、まぁ忙しく仕事しています。
当然家事は夫婦で分担して行っていますが、平日の食事の支度はかみさんの仕事で、掃除・洗濯は私の仕事と、暗黙のうちに役割が分担されています。
この様に大まかに仕事を分担して家事をこなしていますが、見ないふりをすれば見過ごしても体制に影響がない「誰の仕事でもない仕事」、お互いの仕事の隙間にあるような「トイレの掃除」が発生したりします。

本職はグラフィックデザイナーとして数十年仕事をしてきましたが、同じように「自分の仕事」「あなたの仕事」と「誰のものでもない仕事」があります。
「誰のものでもない仕事」はもちろん私の仕事ではありませんから、片付けなくても誰からも攻められるわけではありません。
この「誰のものでもない仕事」もほったらかしにしていると、「誰かがやらないと片付かない仕事」に成長して行き、その内に仕事全体を脅かす存在になってゆきます。

周りで一緒に仕事をしていく人たちの中で「仕事が出来るな」と感じるスタッフがいますが、たいていこの「誰かがやらないと片付かない仕事」を自らの仕事として進んで処理している人です。
最初に「便所汚いな」と汚れを見つけてしまった人が、掃除をする。
「自分の仕事」じゃない仕事も「自分の仕事」として手を動かす人ばかりだと、もう少しマシな社会になると感じるのですが。

しかし大きな組織の中には、色々な人が当然のように「出来るだけ自分の仕事を軽減することが労働者としての当然の権利である」と、いつの時代だよと言いたくなるような思考の人がいます。
技術を取得すれば、組織に依存しないでサッサと独立してしまう、デザイン業界には余りいない人たちですが、大きな組織で働く人の中には、この様な考え方を持つ人たちが沢山いるようです。

でも企業として成り立っていくためには、環境の変化に追従できる組織の柔軟性が求められます。
そんな企業を牽引していくのは「汚れを見つけてしまった人が、掃除をする」という人材だと感じますが、みなさんいかがでしょうか。




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