RISE weblog

RISE Productionアートディレクターの佐藤です、仕事上で感じた事からプライベートな事まで、こちらのブログに書いていこうと思います。

過剰反応ではオオカミ少年になりますよ

 大きな組織で次世代の事業形態を模索する時、必ず一度や二度出てくるのは、まだどうなるのかハッキリしないものに過剰反応してしまい、慌てて色々な情報を集めた末にパニックに陥り、正確な判断ができなくなってくる事、大体そんな時は意見も堂々巡りをし始め、結論も見えなくなってきます。戦争や災害など原因がハッキリとしている場合を除いて、社会はもう少しゆっくり変化してゆきますので、慌てずに。

 確かに将来に対し変化の振れ幅が、今まで以上に大きくなりそうだと不安はあるでしょうが、来てもいないオオカミにおびえるのではなく、沢山ある社会のつながりから正確な情報を入手し、事業の本質で関わりがあるものから、企業の未来像を描く事です。できれば自社の目ではなく、お客様の視点で評価すべきですね。

 声の大きな人、著名人など意見の影響力が大きい人には見る人によってバイアスが掛かってきますので、情報の本質を理解し、対極にある情報を調べるなど、表層に流れる情報だけではなく変化する事象の本質を掴み、判断する事が大切ですね。

 でもそんな情報をたくさん抱え、自社の持っている資産・資質と言う視点から情報を俯瞰して切り取っていくと、新しいマーケットも見えてくるんですよね。その新しいマーケットが将来実を結ぶか、あまり予算を掛けずに事業を始めて見るのも、変化する時代に対しての多様化を模索する、一つの答えでもあります。




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