社会のこれからは。
- お仕事関連 > 変化する社会 > 企業も変わらなきゃ
- by virbius
- 2008/11/07 Fri 11:32
インターネットの発明は、グーテンベルクの印刷の発明よりも大きなイノベーションで、印刷が発明された後に産業革命が起こり、近代が始まったように、Webが社会インフラとして普及し始めたこの数年、大きく方向を変える変換点だと思います。
一番大きいのはコミュニケーションの変化から来る価値観の多様化、集団と集団との付き合いから、個と個の付き合いに変化してくる。ただし現在の社会からすると、もう一段階のイノベーションが必要ですが。
例えば現在デザイン事務所などは、代理店などがその事務所の力量やパフォーマンスを担保して、クライアントとの間をエンゲージをしていますが、担保するのはこの先代理店だけではなく、信用金庫のネットワークなど、別の組織が行っても構わないわけです。
当然力量など図るために、各事務所はプロフィールや作品をWeb上に公表し、どの程度の力量があるかをアピールしなければ行けませんが、新規で仕事を依頼するに当たっては「責任をどこかが保証しないと」と言う意味での担保です。
個と個の付き合いになると書きましたが、コミュニケーション自体の変化はありませんが、自分の都合でコミュニケーションできるメールやブログなど、これからはより活用されていくと思います。ただし文字を使ってのコミュニケーションには、慣れが必要で文章力が求められます。
やってみると楽しいコミュケーションでも、踏み込めない理由は、この文章の表現力が無いと自分で判断して躊躇しているだけで、実際には慣れですから、飛び込んでしまう勇気さえあれば、後はスムーズに進めるのでしょう。しかし座して死を待つのみと判っていても、まぁいいやメンドクサ、で座ったままの人が多いのが現状ではないのでしょうか。
プライベートでのコミュニケーションでは、やってもやらなくても大きな違いはありませんが、これが営利を求める企業だと、今までの新聞や雑誌、TVCMなどの媒体に頼った社会とのコミュニケーション・パフォーマンスが落ちてきているので、どうしたらいいのか試行錯誤の連続です。
特に資本の少ない中小企業は、情報の洪水の中で、自分の企業に何が重要なのかを見極める事すら出来ずに、無駄球を打っている状態なのではないのでしょうか。
そんな風に最近は感じます。
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