1+1は?
- お仕事関連 > 変化する社会 > インセンティブは明確に
- by virbius
- 2010/04/09 Fri 19:30
昔からありましたよね、一つの機能を持った製品に、もうひとつの機能を持たせることで商品価値を大きく上げることが。例えばラジオにカセット付けたりCD着けたりで、ミュージックセンター的なポジションを得て、ラジカセはあの頃一人に一台くらいみんなが持っていました。
PCなんかもアプリケーションをインストールすれば、あんなことも、こんなことにも使えちゃったりな、マルチに使える道具ではありますが、同一カテゴリーのものを併せてひとつの製品は当たり前で、1+1は2ではなく1×1は1ですから、ラジオとカセットを組み合わせてラジカセと言うことではなく、何だかパッとしない業種と新しく出てきたサービスを組み合わせると、とても魅力的な取り合わせに見え、1+1は3にも4にもなりそうと感じましたのでブログにしてみました。
それはFM局でやり始めているラジオとTwitterの融合と、i-Phoneなどのスマート・フォントの組み合わせ。
テレビでもそうなんでしょうけれど、マスメディアの流すコンテンツが視聴者に受け入れられなくなってきたときには、ドメスティックな方向に進んでいくと考えていました。AM放送なんかでも、商店街に出かけて行って買い物する奥さんとコミュニケーションしてみたりと。
特にラジオなどは音声だけですから、勉強しながらとか仕事中手を動かしながらとか、何かをしながら聴くリスナーが多いと思います。友人などはPCで企画書書きながらモニターの横にi-Phone置いてTwitterのタイムラインを見ながら仕事していたりしています。
私は殆どテキストの作成はGoogle ドキュメント使っていますので、ブラウザーにメールやiGoogleなどのタブをつけ、Twitter Gadgetなどでタイムラインを覗いていますので、スマート・フォンなどの別ガジェットは使っていませんが、友人はテキスト入力しながらラジオを聞き、番組と同時進行で送られてくるツイートで画像を見たりしているそうです。
マスメディアとソーシャルメディアの融合で、スポンサーとそのマーケットとのコミュニケーションに、これほど可能性を感じたことがありません。簡単に思いつくのが宝探しと鬼ごっこ?
こう言う新しいものを創出するのは、頭を使って会議室で出てくるアイディアより、遊びながら出てくるアイディアの方が大抵面白い。ユーザー参加の番組でもラジオは音声だけだから匿名性が保たれるし、聴きながらゲームの当事者になった参加意識もできるし、スポンサーにうまくゲームとをコミットできれば面白いのが出来そうな気がする。
そんな番組など、出てくるのは思ったよりも早いかもね。
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