元気が無いと言われる車業界でも
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- by virbius
- 2010/03/03 Wed 18:47
何だか国産も輸入車もクルマは売れていないようだし、トヨタのリコール問題も世界中で燃上しているし、ハイブリッド車じゃなければクルマじゃないと言いたげな社会的風潮もあるし、自分の財布の中身も空っぽだから今度こんなクルマが欲しいよな、なんて夢見ることすら無かったのだけど、今週から始まったジュネーブモーターショーで発表されたPininfarinaデザインのAlfa Romeoのコンセプトカー「2uettottanta」。
なんと発音したらいいのか、頭の2はDをデザインした形でロゴがデザインされているから、「デュエッタンタ」になるのだろうか、人によってはラテンのクルマ、ましてやイタリア車なんて故障ばかりでまともに走らないんじゃ?といぶかしる方もいるだろうが、以前使っていたAlfa Romeoも今乗っているFIATも故障らしい故障は一度もなし。
Alfa Romeoは一度乗ってみるととにかく運転が楽しい、スポーツカーではないただのセダンだが、幹線道路を走っている時の車線変更でさえ楽しいと感じる、今時稀有と言うかドライバーズカーです。
今回発表されたコンセプトカーのディメンションは、排気量は1750cc+turboでボディーサイズはL=4,212.6mm W=1,797mm H=1,280mmでホィールベースは2,500mmと2シーターオープンのスタンダード的なマツダロードスターと比べても全長で192mm、幅で77mmと一回りくらい大きなサイズだけど、コンパクトで取り回しの良さそうなサイズ。
排気量が2,000ccを下回る、現行スパイダーより一回りコンパクトな、バルケッタクラスのオープン2シーターが欲しかったんだよ。ぜひ市販車として登場して欲しいです、FIATさん。
それと最近発売になったクルマで、あれ?結構おしゃれで良いなぁと思ったのが、トヨタのPasso + Hana。
シートはシックなファブリックでツートーン、インパネ周りも木目調などのプラスチックやクロームを使わず、色使いでグラフィカルにPOPに仕上げてある、まるでフランス車かランチア・イプシロンみたいに小洒落たクルマ。
ボディーカラーも少しだけスモーキーさを加えたカラーに、ドアハンドルとかサイドミラーにシャンパンを使うなんてなかなかかっこいい、もう少しランチア・デルタやイプシロンみたいにルーフごと色を変えてしまうなど大胆な色使いでも良かったかもしれない。
開発に携わったのも社内の20代の女性社員だったらしいが、インパネ辺りをもう少し作りこんだものにし、よく回る元気な1200cc・4気筒エンジン辺りで、ハイブリッドはいらないけどアイドリングストップと少し気の利いた足回りを用意出来れば、世代を超えたちょっと物にうるさい男性にも受けるのではないだろうか。
都内で使うにはジジイが乗っていてもオサレで様になるね、それもあまりだらしがない格好して乗るより、きちんとスーツ姿とかで乗りこなすとかなり行けると言うか、マヂに一台欲しくなりました。
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Comments
カングーいいですねぇー。
新型は旧型に比べ結構大きくなりましたが、使い勝手は非常に良さそうですもんね、ウチのフィアットも下駄グルマとして非常に使い勝手が良く考えられていて、日本車にはない魅力があります。
ルノーに何台か乗ったけど、今度チャンスがあったらカングー欲しいっす。