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何を求められているかを考えよう:2

昨日のエントリー「何を求められているかを考えよう:1」で、その企業に対して社会が、顧客が何を求めているかを掴み、対応する商品を考えると書きましたが、今までの製造業・流通業の方達は、血のにじむ努力で日々これを繰り返してきたわけです。

努力とはコンシュマーやカスタマーを接点として、社会の変化を感じ取り自身を変化させるといういわゆる「PDCAサイクル」の実行です。PDCAとは、
1.)Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
2.)Do(実施・実行):計画に沿って業務を行う。
3.)Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する。
4.)Act(処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする。

4.)のActの次に1.)のPlanを続ける事で、継続的な業務改善をしていくと言うのが、生産管理や品質管理などの管理業務を計画どおりスムーズに進めるためのマネジメントサイクルの一つです。

このマネジメントサイクルを、一部業務だけではなく商品企画やマーケティングにも用い、企業の持続的成長を目差し、コンシュマーやカスタマーとのコミュニケーションを取る部署が強化されたりしています。

以前から広報部や広告部などの独立した部署がある企業は、既に昔から行っている事なのです。

しかし表現の場としてのメディアが既存のマスメディアしかなかった頃には、年間予算をきっちりと計上し、多額の金額を使う事でしかコミュニケーションは取れませんでしたが、今は誰でも使えるWebという新しいメディアが定着しました。

Web メディアを利用するのは、マスメディアの媒体購入費を考えると、専任の人員を割く必要はありますが、ほとんどタダみたいな金額です。PRと言う概念は一部の大企業ばかりではなく、お店や病院など規模の大小には関係なく、これからの時代を生き抜いていくために必要な概念なんだと思います。

でも、Webで自分の意見や業界でのニュースを記事として掲載して何になるの、と訝しがる方もいらっしゃるかもしれませんが、広告やチラシなどの販促用ツールと違いますから、結果がすぐに出るわけではありません。強いて言えば灯台のような物でしょうか、インターネットという情報の海を、自分の目的に向かって進む時の一つの指針となりうる存在。

長く続ける事で海を行く男達──もちろんWeb上には女性もいますが──から、信頼され頼られる事で、自分自身のブランディングが確立するという事でしょうか。書く事が何もなくてもプライベートな話題を盛り込んでもイイでしょう、同じ話題が有ればコメントを頂きやすくなったり、お会いした時に話のきっかけにもなりますから、コミュニケーションの第一歩を踏み出す事で、自分の向かう方向も見えてくると思います。




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