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持続可能な多様化

先日、日本人物理学者として南部陽一郎氏・小林誠・益川敏英の3氏がノーベル物理学賞を、生物学者として下村脩氏がノーベル化学賞を受賞しました。物理学の南部先生は「素粒子物理学における自発的相対性の破れの発見」、小林・益川先生は「小林・益川理論とCP相対性の破れの起源の発見による素粒子物理学への貢献」が、化学賞の下村先生は「緑色蛍光タンパク質の発見と生命科学への貢献」が受賞理由でした。

物理学をウィキペディアで検索してみると「自然界に見られる現象には、人間の恣意的な解釈に依らない普遍的な法則があると考え、自然界の現象とその性質を、物質とその間に働く相互作用によって理解すること(力学的理解)、および物質をより基本的な要素に還元して理解すること(原子論的理解)を目的とする。」とあります。近代のガリレイやニュートンの頃の物理学と比べると、マクロ的な目で見える現象から、ミクロ的な細分化され、深化した分野での研究が、世界最高峰と言われるノーベル賞の受賞原因なのでしょう。

「相対性の破れ」と言われても、何の事やら我々にはさっぱりと理解できません。しかし細分化された分野の理論が確立されることにより、隣接する分野での類似性などから、その分野での考え方、理論が確立できていくのでしょう。

「知」という学問の分野でも、古くからある物理学は、社会的な要求などから先鋭化、細分化され研究されてきました。この社会的要求からの細分化では、例えば「環境破壊」と言うキーワードで、同じ物理学の中でも流体力学や熱エネルギー、重力などとそれぞれの分野で切り口を替え、同じキーワードを研究し、理論を確立して行くのでしょうが、同一のキーワードを異なる分野で研究すると、単独の分野だけで研究するよりも、各分野の考えを横断的な視野で、構造的に見直した方が効率的でもあります。

生物学から学ぶ変化に強い企業」というタイトルで、以前ここのコラムにも書きましたが、変化する社会にビジネスも変化させる事に、仕事の多様化は避けて通れませんが、多様化し細分化する仕事も、他業種からの視点で見直すと、ビジネスとして可能性が出てくるかもしれません、今まで見慣れた方向だけではなく、他の業種も視野に入れた横断的な思考で、見直すことでヒントがつかめるかもしれません。

ダーウィンの進化論で公表した概念に「存在し続けるための努力」で、最も環境に適した形質をもつ個体が生存の機会を保障されるとされると言う考えがありますが、まさしく現在の企業にも当てはまる言葉だと思います。




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