転院先の大学病院で
- Private > ケガのこと
- by virbius
- 2008/09/05 Fri 15:03
大学病院の医局には転院前にも、学会のポスター制作や、パンフレットの打合せ、写真撮影などで何度か伺い、友人の先生以外にも、声を掛けてくれる先生もいらっしゃいました。病室へ教授回診で先生方が回ってこられた時、その先生が人の顔を見るなり(クチパクで)何をしているんですか・・・。面目なかったですね、肩から両手固定していましたので、袖を通すパジャマは着られず、ホームレスみたいなとてもだらしない格好だったと言うこともありますが。
病棟は昭和を感じさせ、歴史もある古い建物で、数ある医学部の中でも整形外科の臨床では、全国でも評価の高い大学でした。整形外科の教授は脊椎脊髄外科の専門で、友人は当時医局長を勤め、肩から指までを診る上肢グループのチーフでした。この大学は研究と臨床がクルマの両輪のように、バランスが取れた大学なのでしょう。実際教授・准教授はじめ、講師・助手の方には各学会の指導医・評議員の先生が揃っています。手の外科の評議員の先生は、ほとんどの大学でも 1名いらっしゃれば、専門外来など診察、後進の指導をされていらっしゃいますが、この転院した大学病院では友人の先生はじめ、4名の評議員の先生が揃っていました。
しかもそれぞれの先生が、肩・手首・腱など、上肢の中でもさらに専門分野を専攻されており、私のように肩から指先まで複数箇所の障害を受けても、ワンストップで治療していただきました。土曜日に転院してきて、まず行ったことは詳細なレントゲン写真を撮ること、全身麻酔ですから心肺機能の検査など、足などには障害がなかったので、自由に動けるのですが、やはり貧血に近い状態だったために移動は、助手の方に車いすを押していただき、検査室を回りました。
前の病院では治療の無かった左上腕骨も修理済み。
土曜日に転院し、週が開けてから検査が続き、水曜日に手術予定でした。この大学病院は毎週水曜日の朝9時から、教授回診で担当医が教授と一緒に各病室を回るので、朝から大騒ぎで、この教授回診が終わった後、10時半くらいだったでしょうか、手術室に向かいました。手術が始まったのは11時過ぎ、口と鼻に呼吸器付けられてからは、あっと言う間に眠りの中に。手術が終わり病棟に戻ったのはなんと翌日の深夜2時、延々14時間の手術でした。
左手首です、術後の固定は創外固定。
左肘です、スゴイ数のピンが刺さっています。
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