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ライフサイクルを考えてみる。1

新しい技術が新しい商品を生み出し、飛び抜けて目新しい技術が入った商品ほど、ライバルは見あたらなく、一台一台も手作りに近く、作りも凝った構造が喜ばれ、ニッチで客単価の高い高価なマーケティングで、ある程度のユーザー層が出来た段階でブランドが成立します。企業としては一人勝ちのこの段階が一番美味しい期間かもしれません。

その内にライバル企業から、手の内を読まれ、より付加価値の高い商品が発売されます。最初に発売した企業は、より使いやすく、より高機能な商品を開発するなど、複数の企業がしのぎを削り合う事で、ユーザー人口も爆発的に増え、商品の生産台数が桁違いに増えて行き、一台の値段も新商品として発売された頃から十分の一程度の値段に落ち着いてきます。

これがコモディティ化と呼ばれ、量産化で単価が低くなり数を売るようになります。その内に単一機能の製品はユーザーに行き渡り、売れなくなってきますので、他のセグメントの機能を合体させた商品が出てきたりもします。ここまで普遍的な商品になってくると、単機能の性能がいくら高くても、性能に見合うだけの金額で買ってくれるユーザーはほとんどいなくなり、買い換え需要が大きなマーケットになってきます。

だいたいこんなところが、一つの商品カテゴリーといういわばミクロな視点で見る誕生から終焉でしょうか。家庭用ビデオデッキやウォークマン、と言った商品を思い出すとそんなライフサイクルだったと感じられますが、社会環境と言うマクロの視点で業界を見てみると、変化が早くなった現在、商品カテゴリーだけではなく、一つの業種にしても、このライフサイクルが当てはまるように感じます。

特に近年、職人の技をコンピューターが肩代わりする事で、消えていった職業が幾つもあります。私が仕事をしているグラフィックデザインという業界だけでも、写植屋さん・版下屋さん・製版屋さんのほとんどが消えていきました。Web業界でもhtmlやCSSのコーディングをメインにやってきた事務所は、生き残っていくのに厳しい時代になるでしょう。




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